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黒メダカ

​日本在来種黒メダカの飼育に関する情報を紹介

1) 日本在来のメダカ

メダカの生息地:流れのゆるやかな川や田んぼ、浅瀬

全長:3~4cm

水温15-28度が適温

野生のメダカの寿命は、1年半ほどですが、

飼育のメダカは長いもので2~3年ほど生きます。

日本に生息する在来種のメダカは、黒メダカです。

ペットショップなどで多種類のメダカが見られ

ますが、これらは、品種改良されたメダカです。

黒メダカの正式名:ミナミメダカ、キタノメダカ

北日本:キタノメダカ

南日本:ミナミメダカ

※キタノメダカは、体後方の網目が

 ミナミメダカより黒い。

今回は、ミナミメダカについて紹介します。

 目は大きく、体の中心より高い位置にあり、

 上向きについています。これが名前の由来。

メダカの変色

 水槽や容器の色に合わせ、体色を変化させることが

 でき周囲の色が変わると、目の神経細胞の働きで、

 皮膚の中の色素胞に含まれている色素の粒が動き、

 体の色が変わる。

 変色は、天敵の目をごまかし、身をまもるための手段。

オス、メスの見分け方

 背びれ、尻びれで見分ける

 オスの背びれは、メスより大きくてギザギザがある。

 オスの尻びれは、メスより大きくて台形。

黒メダカの飼育方法

 黒メダカは、比較的飼育しやすいが、

 水温の変化に敏感で、水温が3度以上変化すると大量に

 死ぬことがあります。

 水換えの際、水温・水質を合わせてから行ってください。

水槽

 1匹あたり2L以上の水を確保。

 水槽がビオトープ化していれば1.5Lで良い。

 メダカは、水面近くで生息するため、

 水槽は、深さより面積を広く確保。

 水槽の材質には、透明なガラス製とアクリル製があり、

 陶器の鉢、発砲スチロールもあります。

※屋外は、樹脂のひょうたん池、トロ舟のような形状が良く、

 屋内は、アクリル水槽が良い。

 メダカは、水面近くで生息するため、

 水槽は、深さより面積を広く確保。

 屋外の水槽は、雨で水面が水槽をオーバーしないよう

 水槽の上部に水抜き穴を設定。

水草

 できるだけ、国産の在来種のものを使用してください。

 国産在来種: マツモ、オモダカ、セリ、ミズタガラシ、

       デンジソウ(ウオータークローバー) 

 外来種:ホテイアオイ、オオカナダモ、カボンバ

 手に入りメダカに適しているのは、マツモ、セリ、

 ウオータークローバーです。

 水草は、日光を好むため、屋外で飼育するか、

 屋内なら水槽にライトを付けて飼育。

酸素

 メダカは、金魚より酸素が少なくても生息できるため、

 水草があれば エアーフィルター

   はなしで良い。水温上昇などで水中の酸素が不足

 している状態では、エアーフィルターを設置。

 フィルターの水流が強いとメダカは死にます。

 弱い水流になるように設定。 

ヒーター

 メダカは、冬水温が5度以下では死ぬことがあるため、

 屋内の水槽はヒーターで10度以上に設定。

水換え

 ビオトープ化していない水槽では、1週間に1回実施。

 1週間以内でも、水が汚れて来たら交換。

 水温合わせ:水槽に入れるメダカをビニール袋に入れ、

       水槽の水の上に浮かせて

       ビニール袋内の水温が水槽の水温になるまで

       約1時間ほど置いておく。

 水質合わせ:水温を合わせた後、ビニール袋の口を開け、

       水槽の水が50%になるまで入れます。

       30分ほど水質が均一になるまで待つ。

       その後、ビニール袋からメダカを水槽に入れる。

エサ

 野生のメダカは主にミジンコなどの動物性プランクトンを

 主食とし、ボウフラを好んで食べます。

 「メダカのエサ」で売られている 魚肉、小麦粉、

 大豆などを細かくしたドライフードを与える。

 ドライフードを食べない場合は、天然エサのミジンコ、

 アカムシ、イトミミズ を与えてください。

 水草もエサになっています。

 エサは、5-9月は1日に2回、それ以外は1日に1回。

 エサを食べ残さなない量を与えてください。

 2回は、朝、昼の2回が良い。

 夕方にエサを与えると消化に2時間かかるため

 消化不良になり、病気の原因になります。

 エサの食べ残しは、水の汚れになるので

 食べ残さない量を与えてください。 

メダカのビオトープ

 メダカの糞や食べ残したエサが腐敗し有機物になり、

 その有機物をヒメタニシが食べ、

 ヒメタニシの糞が水草の肥料になる排出物が有機的に

 循環している水槽が、ビオトープの水槽。

  屋外

 半日日陰になる木の下などの地面に、樹脂、陶器など

 の水槽を設置。

 水草を多く入れ、水質確保のためヒメタニシを入れます。

 ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビは、高温、水質の悪化に

 弱いため屋外には適さない。

 水草が十分あれば、酸素は補給なしでいけます。

 夏場は、高温に気を付け、水面の上にスダレで日除けをし、

 水温が30度を超えないように。

 水槽設置後、2週間は、水質が安定するまで水質の悪化

 に注意し、水が汚れてきたら交換し、水質の安定を待つ。

 猫、アライグマなどに食べられないように水槽上に金網も設置。

  屋内

 屋外と基本は同じ。水槽で飼育する場合は、ヒメタニシ、

 ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビ が良い。

  屋外のビオトープには隠れ家が必要

 メダカは、外敵などから身を守るために隠れる場所が必要です。

 隠れ家は、メダカに一息つかせることができ、またストレスを

 和らげることができます。
 びっくりしたメダカが、隠れる場所がない場合、水槽の壁、

 砂利に頭をぶつけたり、

 メダカ同士が水槽の角で身を寄せ合ったりします。

 メダカの体はデリケートで、メダカ同士の体が擦れ合うのは

 よくありません。擦れ合うことで傷ができて病気の原因となる。

 メダカには安心して隠れることができる浮き草や水草などで、

 隠れ場所を用意してください。

メダカの冬越し

 屋外

 メダカは、水温が10℃を下回るようになる12月~2月末まで

 の間は冬眠状態に入り、

    水底でじっとしています。冬眠状態でもエラやヒレは微妙に

 動いています。

 水面が凍っても、凍っていない底面で静かにほとんど

 餌も食べずに春を待ちます。

 冬眠の時に、弱いメダカは死んでしまいます。

 冬眠直前のメダカに多くの餌を与えないでください。

 活性の下がった低水温状態では消化不良を起こすためです。

 11月までに健康状態の良い状態に保ち、メダカを十分大きく

 成長させてから冬を迎えてください。

 冬場は全ての水が凍ってしまわないよう、水深(30cm以上)と

 水量がある水槽に変更します。

 水底でメダカが冬眠状態の時は、刺激をあたえないように

 してください。

 日中の温かい時にメダカが水面に浮いてきている場合は、

 少量のエサを与えてください。

メダカの飼育のポイント

 屋外、屋内とも、

   ・エサの食べ残し、糞を処理してくれるヒメタニシなどの

  生物と一緒に飼うこと。

 ・水中に酸素を補給し水質を維持してくれる水草と一緒に

  飼うこと。

 がポイントです。

 

 屋内の水槽では、ライトを設置しないと水草が枯れてしまい、

 水質が悪化しやすいため、

 水槽は、屋外で飼育するのが良い。

 マンションでは、ベランダに置けば良い。

 

 屋外でトロ舟60Lをビオトープ化して飼育することで、

 トロ舟の中が、有機物が循環する ビオトープとして成立するよう

    になれば、メダカを手間を掛けずに繁殖させることができます。

成長過程

  メダカは、産卵後約10日後に孵化し、下記のような段階を経て

  成魚になります。 

  稚魚誕生   針子とよばれ、お腹に卵胞あり

  約3日後  卵胞が無くなり餌を食べ始め始める

  約2週間後 体に肉が付きメダカらしい姿に

  約1ヶ月後 体長が1cm~1.5cmに成長

  約2ヶ月後 体長が1.5~2cmになり、成魚と一緒にしても大丈夫

  約3ヶ月後 もう成魚となり環境が良ければ卵を生む

病気

  メダカは比較的丈夫ですが、以下の5大病気には注意が必要です。

  •水カビ病(綿かむり病)

  •白点病

  •され病

  •転覆病

  •松か